Mikatahara Smile ~聖隷三方原病院 看護部ブログ~

総看護部長 吉村浩美の日記


 インフルエンザA型が出始めているようだ。 手洗い・うがいと・マスクなど予防が重要だ。 体調がすぐれないときは人ごみにでない、休息するなども心がけたい。 

 新聞記事にタミフルの効果について 世界的に信頼性を有する「コクラン共同計画」から報告書が発表された。 日本のタミフル使用量が多いのは承知していたが、世界の7割を消費している事実に驚く。 診療にきて 「とにかくタミフルを出してほしい」という患者さんが多いことも事実だ。 罹患してインフルエンザを特定する時期やタミフルを処方するかの判断は医師に任せ、医師側もよく検討して処方してほしいと思う。  今回の報告では重症化を防ぐ効果は不明確で 副作用も過少報告されている可能性があるとしている。 

 日本人の薬好きも行き過ぎの様子である。 処方された薬を飲みきったかというと家に残り薬がある方が多いのではないだろうか。 

以下に記事を紹介する

 医学研究の信頼性を検証する国際研究グループ「コクラン共同計画」(本部・英国)は17日、インフルエンザ治療薬タミフルが重症化を防ぐ効果を疑問視する報告書を発表した。  報告書は、製薬会社に有利な結果に偏る傾向がある学術論文ではなく、日米欧の規制当局が公開した臨床試験結果など1万6000ページの資料を分析。タミフルの使用で、インフルエンザの症状が21時間ほど早く収まる効果は確認されたものの、合併症や入院を防ぐというデータは見つからなかった。 報告書は「当初の症状を軽減する以外、タミフルの効果は依然として不明確」と結論、「副作用も過小報告されている可能性がある」と指摘した 。

 タミフルは世界で広く使われ、特に日本は世界の約7割を消費している。各国が将来の新型インフルエンザの大流行を防ぐため備蓄を進めており、その有効性を巡り議論を呼びそうだ。

 

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