Mikatahara Smile ~聖隷三方原病院 看護部ブログ~

総看護部長 吉村浩美の日記

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静脈注射の技術に関する研究って?

静脈注射の技術に関する研究ってどこまで進んでいると思いますか? 当院で3年臨床を行って現在大学院博士課程に進んでいる炭谷さんが、修士論文の報告をしにたずねてきました。 

以下は報告内容です。看護師が行う点滴静脈注射の実態調査から臨床知といえる手技や根拠を明確化し、経験年数別の看護師による静脈注射の現状と問題点を明らか委にすることを目的に行った。90名の看護師を対象とし、初回実施成功率は新人35%、中堅44%、ベテラン76%であり、2回以内の成功率は新人65%、中堅68%、ベテラン93%であった。新人看護師が時間を要する段階を示した。ベテラン看護師は点滴静脈注射を短時間で実施でき、その実施成功率も高いことがわかった。                           ベテランが上手なことは 当然そうだろう と思っていた。それが実数として、また、行為のひとつひとつが過程として項目に浮かびあがってくる。そして、彼の感想は注射針を刺入する前の準備が重要だと。               なるほど、血管が見えにくい (私たち業界では血管の浮き出ていていると見える、浮き出ないと見えないなどという) 患者さんに対しては、静脈をうっ血させるため下げ、お湯などで刺入しようとする腕を温める、リラックスして頂くように声かをするなどし、準備万端に整えた上で、駆血帯を瞬時に締めてすっと刺入する。締めた後に準備などして長引かせると血管は見えなくなってしまう。十分な準備が成功につながったなと臨床を振り返るのであった。

さて、彼の今後は刺入する前の準備において、さらに追求していくようである。次回の報告が楽しみである。

 

 

日時: 2008年06月19日 19:10

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