新卒看護師の他職場研修
新卒看護師の臨牀実践能力の育成は所属病院の考え方と研修内容による。
当院では80名ほども新卒看護師は就職するため、1年間の教育プログラムをもち、一般病棟以外(手術室・未熟児センター・精神科病棟・おおぞら療育センター=重度心身障害児など)に配属した場合には、他職場研修を実施している。 つまり、機会を提供し知識・技術を一定に教育するためだ。
この9~10月に行われた他職場研修での意見・感想を頂いたので紹介する。 知識技術以外にも健康障害の違いによって看護ケアの違いがわかり、看護に対する広がり があったようである。
『私はB4(*脳神経外科病棟)に研修に行かせていただき、自分の病棟ではあまり対象の患者さんがいらっしゃらない人工呼吸器の管理(吸引や固定テープの貼り替え等)や麻痺のある患者さんのPC等を体験することができました。麻痺のある患者さんのトイレ介助や食事介助も行うことができました。不足した部分は、中心静脈カテーテルの管理や急性期の患者さんの介入です。
2日間でしたが、体験できたことは多かったので良かったと思います。
中心静脈カテーテルを使用している患者さんの関わりや筋注を施行する患者さんがいらっしゃらなく、そういったあまりない看護技術は見学もできていない傾向にあります。
自分の所属以外の病棟に行くことは新鮮でもありましたが、緊張が大きかったと思います。しかし、指導して下さる方がわかりやすく丁寧に指導して下さったため、学ぶことが多かったと思います。自分の所属病棟で学べないことを学ぶことができたので、今後の看護に活かしながら成長していきたいと思います。自分の看護に対する考えが広がる良い経験になりました。 貴重な体験をしていただき、ありがとうございました。
研修先での患者さんとの関わりを行う前に、研修先でのオリエンテーションのようなちょっとした病棟の説明があったらよいのではないかと思います。』
このように研修生からの意見を集約し来年の研修にいかしていくわけだ。
日時: 2009年10月29日 12:22