Mikatahara Smile ~聖隷三方原病院 看護部ブログ~

総看護部長 吉村浩美の日記

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がん患者さんの仕事

朝、通勤途中、NHKでがん患者さんが離職に追い込まれるといった現状と再就職の支援活動について放送していた。 治療の時間確保が難しいだけでなく、仕事まで中断するとなると、その方々の人生や暮らしにも大きな影響がある。 去年、がん看護学会 in 静岡のとき 企画委員をしたが、治療に要する時間や費用といった暮らしに直結したテーマを提案させていただいたことを思い起こす。 最先端の治療は情報が提供されるようになったが、こういった暮らし向きにおいては十分整備されていない現状は予想されているものの対応が遅々たるもどかしさがある。 その中でも、再就職の支援活動が紹介された。 自分の可能な時間で派遣として紹介する。 また、がん保険会社に雇用枠組みの検討を提案していた。つまり、病気体験があるからこそ顧客へ具体的サービスを説明できるなど、会社と個人の意図が一致するわけだ。 

こうした新たな開拓がなされて、4人に1人はがんという病気を体験するといわれる時代に間に合ってほしいと願う。 私の部も850人の職員がいる。 多くの方がいろいろな病気を持ちながらも仕事を継続している。 大変であろうが離職を選択する前に、どうすれば続けていけるかを考えてみてほしい。 看護職にとって病んでいる方の気持ちがわかること これはとても大切な感性である。 また、見回すと 職員によっては目の前の不満足感で聖隷人としての誇りを少し忘れている仕事ぶりの方もいる。 そういった中で、病気に悩みながらも仕事を継続する人は一皮向けた看護実践ができるのではないだろうか。

制度がまだ追いつかないが、ワーク・ライフ・バランスの一環として 育児・介護・病気治療・登校拒否など それぞれの問題を支えられによる短時間勤務が取り入れられるよう職員たちと創っていきたいと思う。

日時: 2010年07月13日 07:31

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