Mikatahara Smile ~聖隷三方原病院 看護部ブログ~

総看護部長 吉村浩美の日記

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パーソン・センタード・ケア研修にて

 私のテーマの一つである 認知症ケアを学びたく 今回 3日間のDCM研修に参加してきました。

 パーソン・センタード・ケアとは 故トム・キットウッドが提唱、認知症であってもその人の個性や人生を重んじ、尊厳を尊重するケアの理念です。 この理念をうけて認知症ケアマッピングの手法が使われています。 これは 「認知症の人の状態はケアを表」 と考え、施設や病院での認知症の人の行動や状態へのかかわりを記録して分析します。 その結果を現場にフィードバックしてケアの方法をスタッフと共に検討してより良い方向へとすすんでいきます。 

 このDCM研修は毎回応募が多く、抽選で通ることができたのはラッキーでした。 久しぶりに缶詰状態で最終日の試験に向けての勉強など 必死に取り組みました。 結果、講師の指導も良く合格することができました。   マッパーの資格をいただけるようです。

 この先は施設や病院で 実際の認知症の方を拝見し マッピングを実施して実力をつけていくこととなります。 観察の仕方とフィードバックはこれから経験を積み上げていくことで多少の実力はつきそうですが、 かのナイチンゲールも『看護覚え書』にその旨を記したように、“その人の中に起こっていることを自分の体験として理解していくこと” が このDCM研修でも伝えられたように思います。 このことは 私たちが日々行っているケアの核となるもの同義であり 認知症に限らず “対象とする人” をまるごと見て行きたいと考えます。 

故トム・キットウッドの著書を翻訳されているDCM研修の第一人者 水野裕先生  グループワークでご一緒した面々

水野先生は浜松出身だそうで驚きましたが、次の写真の向かって左に浜松医科大学 地域看護学教授 鈴木みずえ先生がいます。 浜医の大学院生で鈴木先生にも教えを受けているのですが、このDCMのインストラクターとは知らずに参加してしまいました! 水野先生と共訳された本は拝読していますよ。

皆さま 大変お世話になりました。

 

日時: 2011年10月05日 07:35

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