Mikatahara Smile ~聖隷三方原病院 看護部ブログ~

総看護部長 吉村浩美の日記

ホーム > ◆吉村日記 > 藤田保健姿勢大学病院の院内ディケア見学


藤田保健姿勢大学病院の院内ディケア見学

 4月に入って新入生を研修に送り出し、、、 ちょっとの間が空く時期です。 藤田保健衛生大学病院で認知症認定看護師たちが院内ディケアを始めているということを伺い見学させていただきながら、認知症ケアマッピングをしてきました。

 院内ディケアに参加の要望があると認知症ケア認定の加藤さんが訪問して状態を伺います。 時間になると 高齢者の方やせん妄や認知症の方が7-15名位入れ替わったりしながら集まり2時間開催されます。 

 身体を伸ばしストレッチしてから、 風船ゲーム、 50回以上も8名の患者さんたちで風船を落とさずつなぎました。 途中には手が間に合わず足が出る場面も、 皆で大笑いです。 笑いがとてもいいんですね。 お茶休憩をしてから、4月のカレンダー創りやぬり絵など楽しみ、おしゃべりを楽しみ、笑顔で帰っていきます。

 まず ストレッチが重要、 臥床していることが多い患者さんは車いすに乗っても首が実は動かしていません。 首をあげて天井に上がる風船を見て 手を出すので、 眼もぱっちり!! 表情は活き活きとしてきますよ。 

 内容も感心しましたが、取り組んでおられる職員に感動しました。 脳卒中認定看護師の桜木さんはケアの必要な患者んさんの横に立つ位置も、声を掛ける角度も、タイミングも すべて看護になっているんですね。 よく目線を合わせてとか、 後ろ45度から話しかけない、 声のトーンを落としてハッキリとなど 一般論はありますが、 自然体ですべてが身についている、首が自由に動かない状態の患者さんの目線に合った位置にすっと絵がくるとかです。 金井一薫先生が話す、「看護であるもの」と「看護でないもの」を思い出します。 同じようにして配慮しているつもりでも まだ未熟な看護師は看護になっていないケアもあるのになあと 大きな違いを感じました。 

 また、認知症や高齢者ケアなので脳卒中認定を活用するという発想が私にはなかったのですが、よく認知症ケア認定看護師の加藤さんと協働でこの院内ディケアを開催していることにも教えられました。

 ストレッチはスポーツインストラクターの経験のある秋山さんが進めて下さいました。 それだけでなく看護補助である秋山さんは 認知症の周辺症状が強くなって警戒心がある患者さんの横によく座ります。 患者さんが選ぶのですね。 秋山さんだと馴染みの人であり安心感を感じておられるようで、他の人と違っておしゃべりが続くのですね。 馴染みっていう感じがここでも大切だなと感じます。

 真野部長に伺うと、「院内ディケア」を生み出すまでには紆余曲折があったそうです。 多くは 「大学病院で、しかも特定機能病院で行うことか」といった反応が多かったそうですが、 これからの高齢者ケアを考えていくにはやってみることが一番と推し進めてきたそうです。 もう1年経つと伺いました。 リーダーシップと先見の明があって とても素敵な部長です。

*認定看護師たちが開く看護外来

 

 

 

 

 

後ろ左から 秋山さん、桜木さん、加藤さん、手前左から 浜松医大鈴木教授と吉村(2人でマッピングをしました) そして古田さんです。

 

 

 

 

 

 

 

日時: 2013年04月04日 07:44

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


最近のコメント

最近のトラックバック