Mikatahara Smile ~聖隷三方原病院 看護部ブログ~

総看護部長 吉村浩美の日記

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日本老年看護学会 in愛知

2014.6.28-29 に日本老年看護学会が開催されました。

教育講演に登壇した清水哲郎氏 (東京大学大学院 哲学者) は、老年医学会2012「高齢者の意思決定プロセスに関するガイドライン」の策定者のお一人です。 「高齢者と家族の意思決定を支える ~最期まで自分らしく生きる~」と題して、糸のいのちは、物語る人としての命(人生)と生物学的生命(生命)があり、ケア(医療)の目標は本人が満足する良い人生であり、それは1つに快適に生きること、2つに長生きすることだと話されました。

臨床倫理では共同の意思決定が重要ですが、現在のインフォームド・コンセントは一方通行となっていて望ましい状態ではないと問題を提起されました。 つまり、医療者は生物学的一般価値に照らして本人家族に治療と選択肢を説明し、 本人/家族は、その人の命の物語=価値観や生き方、事情などを話して、両者が合意してこそ、インフォームドコンセントとなるものです。 これが、医療者からの話で終わっていると言うことです。

 

ここを超高齢社会となった今、大切にしなければと行けませんが、その手立てになるものは アドバンスケア・プラン二ングでしょう。 その人の命の物語=価値観や生き方、事情を書きとめ、医療が必要となった時どうしたいかを 家族で話し合ってみること、医療者に伝えてみることで、双方通行への道筋になることでしょう。

 

 

 

日時: 2014年07月01日 07:49

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