Mikatahara Smile ~聖隷三方原病院 看護部ブログ~

総看護部長 吉村浩美の日記


『がん これからの“向き合い方”』 と題して 広い分野で活躍しているジャーナリストの立花隆氏の講演会を聞いた。 ご自身もがん治療体験をもつ彼の話は、情報を追求し人々に伝えるジャーナリストを超えて説得力があった。

近年のがんがどの程度解明され、今後どう展開するか、明るい観測でなく、彼が最新の科学から突き止めた真実が語られたと思う。

がんは遺伝子の暴走で増殖だけする。 細胞分裂は ダブリングタイム* によってある時期から爆発的に増加し、現在の検査にもわかるようになる。 また、「化学療法の開発が進歩しても10数年 がんを根絶することはないだろう」 という。 ご自身は70歳を前にして 「私は再発し得tも化学療法はしない。 3~4ヶ月をのばすより自分のQOLを大切にする。」 と話された。 

 *がんは、大人の体を形成するおよそ60兆個の正常細胞のひとつが、ある日何らかの複合的な理由で異型細胞(がん細胞)に変貌することから始まる。 変貌した1個のがん細胞が2個、4個、8個…と生体の中で倍々に育っていく時間のことを、ダブリング・タイム(癌容積倍増時間)と言う。 分裂し続け1cm程度でその細胞は1万個となっている。

医療者に対して 「患者と医療者では優先順位が違う。 医師は治療優先だが、患者は自分らしく生きることを優先する。 そのためにできるだけ正確な情報がほしいのだ。」 と希望を述べる。

今週、数年ぶりに人間ドックを受診する。自身の健康チェックし重大な病気の時、私は何を優先するであろうと考える機会としよう。

 

WHATS NEW


カウンター

最近のコメント

最近のトラックバック